三千世界の烏を殺し 1
その男に出会って最初に思ったのは、
一体どこで会ったのだろう・・・だった。
「楊海さーん!」
ベルトコンベアから荷物を取ってゲートに向かうと、その向こうで金色の前髪が
ぶんぶんと手を振っていた。
「進藤くん?」
今日の迎えは日本棋院の人だけだと聞いていたが、何故か進藤くんがいて
その後方に顔見知りの事務の富里さん、その隣には塔矢くんまでいる。
・・・そしてその後ろは?
「驚いたな。日本の若手ツートップがお出迎えとはオレも偉くなったもんだ。」
「でしょー。オレも塔矢もわざわざ休み取ったんだぜ。」
「それは嘘だろう。」
「うん。さすがにね。」
偶々休みが重なった所に、偶々オレが来日するというのでひまつぶしがてら
空港まで迎えに来てくれたらしい。
そんな話を聞きながら、塔矢くんと富里さんの元へ向かった。
「好久不見了!」
「ああ、北斗杯以来か。」
「その節はどうもお世話に・・・。」
塔矢くんがかしこまって礼をしようとすると、ニヤニヤ笑った進藤くんがその脇を
肘で押す。
「世話になった」と言って、結局オレの部屋で自分たちがいちゃついただけなのを
揶揄っているのだろう。
耐えきれなくなった塔矢くんも噴き出して進藤くんを突き返した。
「相変わらず仲が良さそうだね。」
『ええ、偶にぶち殺したくなる程ですよ。』
「今なんてったの?」
「別に。仲いいですって。」
「ふん。じゃ、楊海さんもそろそろオレ達と仲良くしねえ?」
また塔矢くんが進藤くんを叩こうとしたがするりと逃げられて、2〜30メートル先まで
追いかけていった。
本当に、二人でいると相変わらずやんちゃな双子のようだ。
「・・・いやあ、驚きました。」
「何がです?」
「塔矢五段ですよ。非常に落ち着いた、大人以上の貫禄を見せる少年として通っているんですが
プライベートではあんな年相応な、というか幼い表情を見せてくれるんですねえ。」
富里さんがしみじみといった調子で言った。
プライベートでは、というよりは「進藤くんといる時限定」じゃないかな。
一度塔矢行洋先生と話している所を見た事があるが、親子とは思えないほど
しゃちほこばっているな、と思った覚えがある。
今のような時が一番素顔なのかも知れないが、素すぎて少し危険かも知れない。
・・・事実、「あの人」はポケットから出したライターを取り落としてしまったじゃないか。
足元に転がってきた銀色の小箱を拾い上げる。
「・・・どうも。」
医者は消毒液をよく使うせいで手が白いと聞いたことがある。
生憎ここ十年来世話になった事がないので確認できていないが、もしそうだとしたら
こんな感じかも知れない、と思った。
掌が薄く、指が長く、そして少し異様な程に色が白い。
しかし碁打ちの手には違いない。
固くなった人差し指の先に小さな傷があるのは何か小動物でも飼っているのか。
「・・・失礼ですが、緒方碁聖でいらっしゃる?」
「ああ?」
先程から、見たような人だと思いながら富里さんたちとの微妙な距離の取り方に
身内かそれとも無関係な人なのかと考えあぐねていたのだ。
思い出してみればなんと、行洋先生の一番弟子で日本のタイトルホルダーでもある
緒方十段じゃないか。
「申し遅れました。私は・・・」
「いや、いい。知っている。中国棋院の楊海八段。」
「おや、これはどうも。でも一応・・・ありゃ?」
・・・日本に来る時は必ず持つようにしている名刺入れが内ポケットにない。
またやっちまったか。
どうせ倉田ぐらいにしか会わないと思っていたから無意識に置いて来たのかも。
あちらこちらのポケットを探るオレを見て、緒方氏は小さく鼻で笑った。
「・・・いいと言っているだろう。」
「いやあ、せっかくタイトルホルダーにお会いして名刺の一つも渡さないでは
オレの気がすみませんよ。後で何とかします。」
「後」があるのか無いのか問う意味も含めたつもりだったが、緒方氏は何も言わず
そっぽを向いて煙草に火を点けた。
・・・何だこの人は。
それに、タイトルホルダーともあろう人がどうしてこんな所に?
何となく落ちた沈黙が、気詰まりになる寸前に走り回っていた進藤くんと塔矢くんが戻って来る。
「はぁ、はぁ・・・・・・・・・で?楊海さん、この後の予定は?」
それはオレが聞きたい。
富里さんを見ると
「あ、えっと、ホテルまでご案内して、その後倉田八段が・・・その・・・。」
「『楊海がどーーしてもって言うなら晩メシに付き合ってやってもいい』
なんて言ってたんでしょうどうせ。」
「はは・・・。いや、まあそんな所ですが。」
「倉田さんらしいな。」
「その上『食費は棋院の経費持ちな』だろ?
楊海さん、そんなんぶっちしちゃってオレたちと遊ぼうぜ。」
「ぶっちし?」
「あ、楊海さん、進藤の日本語は覚えないで下さい。」
「いーじゃんいーじゃん、ね、乗せてくれるよね。緒方センセ?」
進藤くんに見られた緒方氏は、少しムッとした表情を見せたが首を振りはしなかった。
トップ棋士が、勢いがあるとは言えこんな少年棋士の言いなりになっているのは
不思議でもあり微笑ましくもある。
しかしどういう事だろう。
進藤くんに何か弱みでも握られているのだろうか・・・?
それが、彼、緒方精次との出会いだった。
初対面の相手には、打ち解けるまではニュートラルな視点を保ちたいのだが
どうにもプラス要素が感じられなかったものだ。
また、ネット上や雑誌で顔を見たことがある、というだけでなく
どこかで絶対彼に・・・
いや少なくとも似た誰かに会ったことがある。
そんな気も確かにした。
結局富里さんとは空港で別れ、オレ達は緒方氏の派手な車に乗せて貰って
都心に向かった。
勿論子鬼達も一緒だ。
助手席には塔矢くん、後部座席には進藤くんとオレ・・・なのだが、進藤くんの方は
乗るなり断りもせず狭い座席に胡座をかいてくつろぎ、その内にオレの膝の上に
寝転がって来たりする。
・・・おやおや。そんなに無防備に正体を晒したりしても良いのか。
天使のように無邪気で、悪魔のように好色な棋界の宝玉。
富里さんの様子を見る限り、塔矢くんも進藤くんも棋院では普通の少年のように
振る舞っているようだったが・・・。
前の座席では塔矢くんが素知らぬ顔で緒方氏に話しかけている。
緒方氏は。と、バックミラーを見たら、その中の彼と目が合った。
知っている目だ。
進藤くんの、普通に考えたら異常なこの振る舞いに対する驚きがない。
疑問も抱いていない。
ということは、彼も既に彼等の正体を知っている、という事だ。
同時に、オレがそれを知っている事も今バレた・・・。
車は真っ直ぐな道を西へ向かってひた走る。
日本の高速道路はやたら混んでいるイメージがあったが、平日だからか
視界に車影が少なく、平均速度も速かった。
そんな中でもこの鉄の金魚はすいすいと他を抜いてく。
腹に力が入っちまうじゃないか。年甲斐がないんじゃないか緒方氏。
この人は、誰から見ても恐らく感じの良い人物ではないと思う。
意識してかせずか常に人を見下し、少しでも優位に立とうとするタイプ。
見た目に反して子どもっぽい・・・だがこういう男はどこの国にでもいる。
というか多かれ少なかれこんな所を持った男の方が多いんじゃないか。
・・・と思うのに、何故か気に障ってしまうのが自分でも奇妙だった。
不遜な目が。
ギアを握る手の首に光る高そうで悪趣味な腕時計が。
同乗者の事を全く考えない、あるいは怖がらせて楽しんでいるのかと思わせられる
乱暴な運転が。
ガキ・・・。
倉田と同じく、外国人だからと言って変に気を使ったりしない所が楽と言えば楽だが、
オレとは正反対だと思った。
「・・・ねぇ?」
「え?」
「でね、今晩オレ達楊海さんの部屋に遊びに行ってもいーい?」
「ああ・・・悪いけど今日は疲れてて。」
「えー。」
滅多にしない空の旅で疲れて子ども二人を相手にする気力がないのは本当だ。
だから部屋に来られても困るのだが、しかし緒方氏と彼等はもう少し見ていたい気がした。
傲慢な男が子ども達に手も足も出ないのが、少し気味が良い。
本当に一体どういう関係だというのだろう。
一瞬緒方氏が彼等の「飼い主」なのかと思ったが、だとすれば
こんなに傍若無人な振る舞いを許しはしない筈だ。彼のような人物は。
オレなら後輩でも誰でも好きにさせて、いざという時だけ手綱を引き締めるという形を取るが
この人はきっと自分の下だと思う者には普段から絶対服従を求める。
もしかしたら身を滅ぼしかねない支配欲・・・征服欲。
「楊海さん、明日のイベントは何時集合ですか?」
「倉田が嘘をついていなければ8時半だよ。」
「じゃあゆっくりじゃん。多分9時半か10時だ。」
「どうして?」
「そりゃ楊海さんに朝メシ奢らせる魂胆に決まってるよー。」
緒方氏は、オレ達の会話に一切入らなかった。
下らない話はしたくないとシートから覗く肩に書いてある。
この人も進藤くんと別の意味で傍若無人か。
しかし「朝メシ奢らせる魂胆」の所で、ハンドルを握る手の節が少し白くなった。
きっと心の中で笑っているか、それとも同じ手口で朝食を奢らされた事があるんだ。
笑いたい時には笑やーいいのに。
疲れるだろうな、こういう生き方。
それに他人にいい印象を与えないし。
どんな利点があるっていうんだろう。
肩の力抜いたら楽なのにさ。
自分に格好つけるためだけに、頑張っちゃって。
そんな不器用さが・・・
・・・・・・って、何を。
出会ったばかりで話してもいない外国人を勝手にどんどん分析して
何を分かった風になっているんだ。
オレらしくもない。
・・・緒方氏の観察は、一旦ストップしよう。
ホテルに荷物を置いた後、緒方氏も同行して「知っている店」とやらに
夕食に連れていって貰った。
靴を脱いで「座敷」に上がるシステムだ。
日本は何度目かだが、こういう場所には初めて来た。
上着を脱ぐと和服の女性が手早く取り集め、ハンガーに掛けてくれる。
長方形の座卓、どこが上座で下座なのかと少し迷ったが
先に子鬼たちが並んで座ったので、仕方なくその向かいの緒方氏の隣に座った。
仕方なく。
何気なくそう思ってから自分で頭を捻った。
オレが、誰かを苦手だと思うなんて。
孫局長の雷は怖いし楽平の悪戯には辟易させられるが、
どちらも自分の中で楽しめる範囲。
不真面目と言われようがどんな人間関係でもあくまでも楽しむのがオレのスタンス。
の筈なのに・・・。
結局ほとんど隣を向かないまま、塔矢くんと進藤くん、オレの三人で話している内に
料理が並ぶ。
「刺身」だ。
それを機に、何となく話題は近頃日本であったタイトル戦に移った。
今度はオレが主に聞き役で、緒方氏と子ども達の会話になる。
「だからそれは厳しいだろう。」
「そうとは限らないんじゃないですか?だってそこでハネだして、」
「あ、そっか。12の九?」
「そうそう。」
「いやそうするとトン、トン、6の十でのびると、」
「そこはそれでいいんだ。その間に5の十七の、」
「え、今そっちですか?」
会話の回転が速い。
そして彼等がそのタイトルを奪えなかったのが不思議な程の恐ろしくハイレベルな内容。
最初、外国人のオレがいるから無理しているのかと思ったが、
盤面が複雑になってもその検討のスピードは増すばかりだった。
オレも出発前に棋譜を見て来て良かった・・・じゃなきゃ着いて行く事すら出来やしない。
そしてその内容もだが、三人の様子も実に興味深かった。
子鬼達も先程までとは打って変わったように真剣だが、
それより初めて見た緒方氏の熱さに驚かされる。
碁に関しては若い二人に負けない情熱を、執着を持っているのがありありと伺える。
勿論タイトルホルダーがそのくらいでなければ困るのだが、クールを装う男が
子ども相手に時に感情を露わにしてまで一つの最善手に拘るのが面白かった。
結局、オレが「そろそろ食べないと魚乾きますよ」と言うまで舌戦は続いた。
それ以降緒方氏の舌もやや滑らかになり、囲碁以外の会話も多少するようになってきた。
話してみると思ったより嫌味でもないし、無愛想でもない。
さっきの検討でその実力と熱さを垣間見て好感度が上がったせいかも知れないが。
その内唐突に国際免許を持っているかと訊かれて、持っていないと答えると
つまらなそうな顔になった。
「あの車を運転させてくれるつもりだったんですか。」
「ああ。運転をな、して貰おうかと思ったが無理なら仕方ない。」
「酒ですか?多少なら大丈夫そうですが。お弱いんですか?」
「馬鹿言え。一升呑んでも運転ぐらいできるが日本の法律は飲酒運転に厳しいんだ。」
それくらい知っているが、緒方氏の拗ねたような表情にふっと笑ってしまった。
慌てて顔を引き締める。
どうも今、オレは無意識に緒方氏をからかってしまったらしい。
どうしたと言うんだろう。
一目会って、きっとどこかで会った事があると思った。
でもいい印象は持たなかった。
誰に対しても出来るだけ苦手意識は持ちたくないが、無理に打ち解けようとも思わない。
だから深層意識の警報に耳を傾けて。
近づきすぎないように距離を取って。
適当に流して。
そう思っていたのに。
気が付けば緒方氏の事を気にしている。
奇妙に注目しすぎる・・・。
「・・・一応渡しておこうか。」
「はい?」
緒方氏が、食後の煙草をくわえたまま胸ポケットに手を入れた。
「あ、ああ、すみません、」
渡された白い手札はシンプルなデザインで、表に横書きで漢字名とアルファベットが並んでいる。
裏が英語仕様になっているタイプじゃなくて良かった。
「すみませんがもう一枚頂けますか?」
「ああ。構わんが。」
「失礼して裏にオレの名前を。」
渡された二枚目を裏返して、手書き名刺を作ろうとボールペンを用意した所で
緒方氏の携帯電話が鳴った。
それをしおに緒方氏は引き上げ(会計は済ませてくれたようだ)
オレの手元には二枚の名刺が残った。
緒方氏が消えると、やはりくつろいだ雰囲気になった。
進藤くんはそれ程でもないが、弟弟子である塔矢くんはやはりそれなりに構えていたらしい。
その内雑談になって進藤くんが「深キョン」の主演している映画の話をしはじめた時。
面白いことが起こった。
「その子が惚れた男がまた強烈でさ、口で説明出来ねーけどホントに笑えるんだって!」
「まあ実際、出会ったその日に恋に落ちるなんて事もなかなかないだろうしね。」
何気なく話を転がしたつもりだが、
「ありますよ。」
それまで黙って聞いていた塔矢くんが突然横から言い切ったのだ。
驚いてつい顔を覗き込んでしまった。
「・・・自信ありげだね。経験者?」
「ええ・・・ボクは、進藤に初めて出会ったその日に恋に落ちましたよ。」
「・・・・・・。」
思わず絶句・・・。
塔矢くんの、俯いて微笑みながらグラスを口に運ぶ仕草がいきなり妙に大人びて見える。
意外だった。
彼の、彼等の口から「恋」などという単語が出てくる事が。
「え!そうなの?おまえってそうだったの?」
隣で転がっていた進藤くんも、笑いを止めて素っ頓狂な声を上げる。
こちらは相変わらず小学生のような天真爛漫さだった。
彼等が初めて出会ったのが何歳の時なのか知らないが、彼にとっても塔矢くんの発言は
驚くべきものであったらしい。
「ああ。」
「へ〜え。知らなかった。オレって愛されてたんだなあ!」
嬉しさそのままにニカッと笑う。
照れもしない所に驚きもしたが、らしい、とも思った。
しかし次の瞬間、進藤くんの声は低くなった。
「・・・ってそれ、オレじゃねーだろ。」
相変わらず笑顔のままで妙な事を言う。
しかし目だけが笑いを消していた。
いや、むしろ少し険があるようにも見える。
「うん。」
塔矢くんも、口元にだけ微笑を貼り付けたまま進藤くんを見ないで首肯した。
笑顔なのに、何となく凍り付いた空気にオレも口が挟めない。
一体どういう事だ・・・『進藤に初めて会ったその日に』・・・『オレじゃない』・・・?
混乱する。
幼子だと思っていた者が、いきなり訳の分からないモノに変身したような不気味さ。
浅いと思っていた川が、突然見せた深い淵。
・・・しかしオレの混乱も知らず、すぐに進藤くんはクスッと声を出して本当に笑った。
そして
「ったく。テメーは昔から気に食わねー奴だったよ。」
そう言い終わるか終わらないかの内に塔矢くんの襟を掴んで引き寄せ、
乱暴に唇を合わせる。
おいおい、いくら密室とは言えこんな所で。
オレもいるんだぜ?・・・って今更か。
顔を顰めて逃れようとしていた塔矢くんの口の端から液体が垂れる。
飲んでいた茶を注ぎ込んだらしく、塔矢くんは顔を離すと
慌てておしぼりを掴んでその端で唇を拭いた。
「・・・でも、そういう所が好きだよ。」
そして冗談めかした進藤くんの告白に、
冗談めいた悪戯な笑顔で頷いていた。
オレは二人を、気持ちイイ接触も伴った単なる悪友なのかと思っていたが
どうもそうばかりではないらしい。
いや、それとも恋愛ごっこもゲームの一つに過ぎないのか。
そんな気もする。
彼等の関係は、友達とも恋人とも、兄弟ともセックスフレンドとも括れない。
どれもであり、どれもでなさそうで。
「ライバルですよ。」
「え?」
顔を上げると、塔矢くんがこちらを見ていた。
ちっ。思考を読まれたか。
「そ!オレと塔矢はライバル。」
「仲が良さそうに見えてもね。」
「お互い同じ位相手を倒したいって思ってる。」
「ボク達は双子のようだと、以前楊海さんは仰ってましたが。」
そう。言った。確かに。
姿も性格も正反対と言っていいのに、何故かそっくりな印象を受けていたのだ。
けれどきっと似ているのはほんの一部分。
彼等にとって一番大切な一部分。
一番大切で、一番倒したい相手・・・ライバル、か。
「だからボク達は離れられないし、離れないんですよ。」
「そ。好きとか嫌いとかそんなんとは関係ない所でね。」
そう言って二人はまた、やっぱり双子のように同時に顔を見合わせてくすりと笑んだ。
−続く−
戻る
Rakuten Card
Rakuten
|
Infoseek
|
Service
SEO
掲示板
[PR]
爆速!無料ブログ
無料ホームページ開設
無料ライブ放送