掌中の王
かつて僕はこの世界を支配していた 僕が一声掛ければ海も割れた 今は孤独に朝を迎え、もう自分の物ではない街を掃除する 僕はよく、賽を振って遊んだ 「先王は死んだ!王よ永遠に!」 群衆の歌を聴いて、敵の目に恐怖が浮かぶのを眺めながら だが鍵を手に入れた次の瞬間、 僕は壁に閉じ込められていたんだ そして気づいた 僕の城が、塩や砂の柱の上に建っていた事に エルサレムの鐘が聞こえる ローマの騎兵隊が歌うのが聞こえる おまえたち、僕の鏡に、僕の剣に、僕の盾に 異国へ僕の支配を伝える使者となれ ……色々あってさ。 おまえが逝ってしまってから 本当の事は何一つ言っていない それは僕が世界を支配していた頃の事なんだ 〜Viva la Vida(Coldplay)より・キスケ意訳(多分間違いだらけ) 「a/p/p/e/n/d/i/x」のクロさんに頂戴しました! ラストらしく、凝った図柄にして下さいました♪ しかし難しそうな構図だ! 「虚構の檻」で登場したトリックアート、アオリL、 寝間着を着た弱った月、正にこのシリーズを総括した 素晴らしい一枚だと思います。 彼らは、普通とは違う意味の「三角関係」ですよね。 (普通は、↗↖こういう感じの、二点から一点に向かってる感じだけど このL月ニアの場合、それぞれお互いにベクトルが向いている感じ) L→月→ニアのようにも見えますし、Lの下にニアがいて、ニアの後ろに月、 その足下にLが居るようにも見えます。 ニアの掌中に、砂になったデスノート、結局王は誰だったのか ご想像にお任せします。(てゆうか決めてない) | |||||||
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