敦煌 2【後編】








しかしそれからは当然ながら太守にもその新しい愛妃にも会う機会はなく、
早く都を出たいなどとは言わずに済んだ。
昼は市場を見て回ったり、木陰で碁を打ったりとのんびりとした日常。
夜は相変わらず明珠が寝台を占拠していたが、趙光が不満を漏らすこともなく
平和な日々が過ぎて行った。


ところが5日後。
太守の館から噂が伝わってきた。

太守の若い妃が笑わない。

彼女を笑わせる為に、大勢の旅芸人や道化が館に呼ばれた。
それでも妃が笑ったという話は伝わってこなかった。
それどころか、少しでも笑わせる事が出来れば誰にでも金貨30枚を与えると、
太守の触れが回ってきた程だ。

そんな平和な事を言っているという事は、当分戦の気配もないのだろうと安心すると共に
趙光は彼女に興味を持った様子だった。

「どうしてあの子は笑わないんだろ?」
「さあ・・・。」

知らない。
知らない。
彼女が笑おうが笑うまいが、自分には関わりがない。

と言い聞かせていた明珠であるが、趙光が凝っと館の方を見遣っているのを見ると
憂鬱になる。
夕刻、遂に怖れていた事を趙光が言い出した。

「俺、明日館に行く。」
「何故。」
「金貨30枚だぜ?俺だって無限に金持ってる訳じゃないんだから稼がないと。」
「・・・・・・。」

そう言われると何も言えなかった。
しかし趙光を見送りもしなかった。



翌日の夕方、趙光は肩を落として戻ってきた。

「宋で流行ってた笑い話したんだけどさ、彼女くすりとも笑ってくれなかった。」
「面白くなかったんじゃないか。」
「太守やお付きの人は大笑いしてくれたぜ?」

がっかりしている趙光を見て、何故か明珠は胸を撫で下ろす。

「凄く待たされて、彼女に会えたのはほんのちょっとだったし。」
「そう。」
「だから明日も頑張るよ。」
「・・・・・・。」
「んな顔するなよ。」
「もう、いいじゃないか。金が必要なら私を売って作ればいい。」
「何言ってんだよ。」
「彼女に拘る必要はないと言う事だ。」
「俺が、笑顔が見たいの。」
「馬鹿馬鹿しい。」

太守の妾に横恋慕するなんて、本当に馬鹿馬鹿しいと思った。
行かなければ良いのにと思うが、止めるのも癪だ。
その日はもう、口を利かなかった。




さらに翌日、趙光は待ち時間が閑だからと言って、明珠を引きずって行った。
二人は中庭で待たされている間、地面に線を引いて碁を打った。

「おい、そこ打ったら次俺が全部取るぜ。」
「出来るものならやってみろ。」
「待て待て・・・。」

碁に熱中している間だけ、侃々諤々と言った喧嘩腰ではあったが
二人は古くからの友人のように話すことが出来る。
太守の妃の話になると途端に明珠の口は元通り重くなるのだが
趙光がそれに気付かなげなのがまた腹立たしい。

「あ〜あ、どうして笑ってくんねーのかなぁ。」
「・・・・・・。」
「見てぇよな、笑ってるとこ。悲しい過去とかあんのかな、やっぱ。」

どきりと、胸が動悸を打つ。

明珠は知っている。彼女の笑顔を。
奴隷小屋の中で、何度も笑い掛けてくれた。
微笑み返したことはなかったけれど。

・・・これは自分に対する、報復だ。

気付きたくなくて今まで見ない振りをしていたが、もう認めるしかなかった。

最後まで靡かなかった自分に対して、彼女はずっと怒っているのだ。
太守に抱かれながらも、その怒りはずっと明珠に向けられているのだろう。
けれど。

  忘れてくれ。
  私には、お前にどんな感情を向けられる謂われもない。

もしかしたら、彼女を笑わせられるのは自分だけなのかも知れない。
だとしても明珠は彼女に会う気は全くなかった。
例え笑わせる事が出来るとしても趙光を出し抜きたくも喜ばせたくもない。
何より理不尽な彼女の怒りに動かされるのは嫌だった。

「明珠。」
「・・・何だ。」
「今日は一緒にお姫さまの前に行かない?」
「行かない。」
「何で。おまえ、彼女を救いたいと思わねーの?」
「救う?」
「ああ。過去が辛いのか現実が辛いのか知んねーけどさ、笑えばふっとぶさ。
 あの子が自分で作った檻から、彼女を救い出したいんだ俺は。」

・・・女を救いたいだなんて。

なんて愚かな事を考えるんだろう、と明珠は真面目に思った。
女なんて、こちらが命を賭けて守ろうとしたって平気でそれを踏みにじるんだ。


どさっ、

と、その時背後で音がした。
誰かが荷物を置いたか落としたかしたのだろう。
けれど明珠は固まったまま振り向くことが出来なかった。

振り向けば、そこに首からどくどくと血潮を吹いた母が倒れているような気がする。

「・・・明珠?」
「・・・・・・。」
「どうした?顔色悪いけど。」
「何でもない。」

ふい、と明珠が顔を背けた時、趙光の名が呼ばれた。



明珠が物陰から見ていると、太守や妃、お付きの者の座った露台の下で
趙光はいくつかの木の実でお手玉し始めた。

あんな器用な芸を持っていたなんて知らなかった・・・。
明珠は驚嘆する。

しかし。それも今回は役に立たなかった。
一つ実が増える度に、ほう、とどよめきが広がったが、肝心の妃は
ぴくりとも動かない。
まるでそこに等身大の人形が置いてあるようだ。

いくつか凝った姿勢でお手玉をした後、全ての木の実を手中に収めて
趙光が一礼をしたが、拍手をしたのは太守と妃以外の者だった。
やはり妃は固まったままで、太守はそんな妃の冷たい横顔を見つめている。

そのまま次の名前が呼ばれて、趙光は下がる筈だったのだろうが、
何を思ったか不意に露台に近づいた。
警護の兵士達が緊張した面持ちで一歩前に出る。
明珠も不安になって思わず身を乗り出した。

「妃さま・・・どうして、笑ってくれないの?」
「・・・・・・。」
「無礼であろう!疾く立ち去れ!」
「何か悲しい事があったの?」
「・・・・・・。」
「趙!」
「それとも・・・好きな男でもいるの・・・?」

そこで趙光は兵に腕を掴まれ、引きずり出された。
答えなかった妃は、それでも視線でずっと趙光を追う。
二人の視線は最後まで絡み合っていた。



「君は恐ろしく向こう見ずだな。」

館の門から叩き出されて倒れた趙光を見下ろして、明珠は呆れたように言った。
趙光はへへっ、と笑って立ち上がり、ぱんぱんと服についた土埃を払う。

「何が可笑しい。」
「おまえから話しかけて来てくれたの、初めてだから。」
「・・・・・・。」

黙って睨む明珠を、趙光はしかしやはり笑顔で見返した。

「それよりさ、今日はちょっと手応えあったな。」
「・・・あの最後の質問か。」
「そう。あの子、やっとまともに俺の方見てくれたぜ?」
「お陰で君はあの場で斬り殺されていても不思議はなかったが。」

太守の前で、何という無礼を働いた事だと思う。
昨日の接見で穏和な人物と見た上での事かも知れないけれど。

「明日は何とかなるかも知れない。」
「君、まだ行くのか?やめた方がいい。」
「心配してくれんの?」

冗談めかして言いながら、趙光はうっとりと館を振り返った。
先程見つめ合った美しい寵妃の姿を思い浮かべているのであろうか。
明珠は、この町の初日に感じた苦い味が、また舌に突き刺さるのを覚えた。

「・・・勝手にしろ!」




翌日、嫌がる明珠をまた引きずって趙光は三度太守の館を訪れた。
前日の騒ぎは衛兵に伝わっていないのか、それとも気にしないのか、簡単に
接見の順番待ちの列に入る事が出来た。

「もし俺が死んだらさ、この首飾りも腕輪も全部おまえにやるし。」

普段は服の下に隠している金細工を、袖を捲り上げて見せる。

「だからすぐに死体を引き取って。」
「どうして、」

どうして君は、たった数日前に出会った、しかも話した事もないような女の為に
命を賭けようとするんだ。
言おうとして、言うとまるで嫉妬のように聞こえてしまう事に気付いて
明珠は黙り込む。

けれど、趙光はそんな明珠の心を読んだように、静かに話し始めた。

「あの子の髪や肌の色・・・俺に似てね?」

そう言えば、かなり似ている。
彼女が何人か知らないが、趙光の母と同じ血を引いている可能性は
高いと思われ・・・。

「・・・!」
「いや、親戚だとか思ってる訳じゃねーよ。そんな偶然ないと思うし。」
「・・・では。」

  なんていうか、遠い宋まで連れて来られて、好きでもない男の子ども生んで
  多分笑う事もなく死んでったかーさんってさ。
  つくづく哀れだと最近思うようになったんだ。
  ガキん時はずっとこの血を憎んでたのにな。

「・・・で、救えなかった母親の身代わりに、彼女を救おうというのか。」
「や、そんな大した・・・」

「傲慢だ!」


突然大声を出した明珠に、周囲の人々が口を噤んで振り返る。
赤くなって俯くと、やがてまた忘れたようにざわめきが帰ってきた。


「・・・んだってんだよ。」
「いいか。誰かを救おうとか守ろうとか、そんなのは傲慢なんだよ。」
「いや、」
「第一彼女がそれを望んでいるかどうかすら分からないじゃないか。」
「・・・・・・。」

命を張ったって。
応えてくれるとは限らないのが女だ。

「君の下らない情なんかより太守の金の方が嬉しいさ。」

止まらない。
こんな所で趙光に鬱憤をぶつけても仕様がないと分かっているのに
口が止まらない。

「試しに彼女をさらって逃げてみろ。三日で音を上げるぞ。」

押し殺した声で言いつのる明珠に、だんだん険悪な表情になった趙光も

「それも悪くないな。彼女俺の事見つめてくれたし、
 気があるかも知んねーし?」

歪んだ笑顔で答える。

二人はそれきり口を利かず、隣同士で黙り込んだまま待ち続けた。
やはり来なければ良かった、と明珠は思った。



「興慶人、趙光!趙光!」

宋の人間だと現すのは不味いので、興慶の出だという事にしてある。
趙光の名が呼ばれると、露台の上が微かにざわついた。
やはり昨日の騒ぎが覚えられていると見える。
明珠は今日も物陰から見つめていた。

「趙光です・・・昨日は大変ご無礼致しました・・・。」

前に立つと、太守は鷹揚に頷いた。

「今日は笑い話でもなく、軽業でもありません。
 ただ、妃さまに聞いていただきたい話がありまして来ました。とても短い話です・・・。」

その時少女が、すっと立ち上がって露台の手すりの所まで行き、
すぐ近くで趙光をじっと見つめた。

ざわめきが広がる。
恐らく妃の軽はずみな動きを咎める声であろうが、彼女は毅然と立ち続ける。

趙光は小さく微笑んで、ありがとな、と言うと話を始めた。


  実は俺、西夏の人間じゃないんだ。
  いや、半分は西夏の血が混じってるんだけど、残り半分は、漢人。
  そうは見えないだろ?髪、黒くないしな。

  でも・・・何だか分からないけど絶対西夏に来たいと思った。
  多分血が呼んだんだよ、母さんの生まれた土地を、俺の西夏の血が。

  で、長い、長い旅をして興慶に辿り着いた。
  そして、一人の人に出会った。

  運命って信じる?信じるよな?あんたなら。

  その人はある西夏でない王族の眷属だ。
  本来なら俺なんか、足元にも近づけないような人なんだろう。

  でもその人は、奴隷市場で売られていた。俺にも買える値段で・・・。


「して、その女を買ったのか。」

一旦口を切った趙光に、妃の後方から太守が尋ねた。

「いいえ。」
「惚れたのではないのか。」
「本人が、俺には自分を売らないって言うんですよ。」
「奴隷が?」
「ええ。奴隷が。」


  もう一度行っても売ってくれなかったけど、その次に言ったらタダで譲ってくれました。
  ううん、こういう言い方は良くないな、その人は解放されたんだ。
  で、俺がお願いして・・・一緒に旅して貰ってる。


「それはまた、下手に出たものだな。」
「ええ。惚れた弱みです。」
「惚れた弱み、か。」


太守が苦笑して妃の背を眺めた。
・・・同じ時、物陰の明珠も開いてしまった口を閉じるのを忘れていた。


「今も同じ部屋に泊まってますけど、寝台は一つなんでその人に譲って俺は床で寝ています。」
「何と、奴隷に。しかもまだ手を出してもいないのか。」
「惚れた弱みです。それにもう、奴隷じゃないです。」

太守からは見えないが、妃は目をいっぱいに開いている。
最初は訝しげな顔だったが、途中で何かを思いだしたように小さく口をあけ、
だんだん手が震え始めた。

「・・・幸いじゃな、その者は。」
「ええ。そうあって欲しいと思います。」

その時。
露台の前にいる者達だけが見た、妃の大きな瞳にどんどん水が溜まり
やがて零れだしたのを。

妃は露台から乗り出して、趙光に手を差し伸べた。
近づいた趙光が、その手を取る。


・・・俺があいつを幸せにするから。だからあんたも幸せになって。


一番近くの人間にしか聞こえない小さな声、
微かに頷く妃の目から零れた涙が趙光の頬に降り注ぐ。



「・・・妃よ・・・。趙光を、好いたのか。」

後ろから妃の元に近づいた太守が、肩に手を掛けた。
だがその声に怒りは全く含まれていない。

「・・・いえ。いいえ・・・。」
「じゃが、聞いた通り彼には既に大事な人がおる。」

太守は件の人が女性だと思っている。
男だと知っているのは、この場に二人だけだ。

それに気付いたのか、少女は口の両端を上げた。
泣きながら、笑った。

「妃・・・。」

愛しさと憎しみの区別もつかなかった幼い奴隷の恋。
今はお互いに自分をこよなく大切にしてくれる人の元にいる。

「太守。」

まだ潤んだ瞳のままの、妃の笑顔は千金に価すると
太守は思った。


「趙光・・・。」
「はい。」
「本来なら許しもなく余の妃に触れた件、大罪に価するが」
「・・・・・・。」
「そなたの彼の者への心に免じて許す。」
「ありがとうございます。」
「また、金貨50枚を遣わす。礼を言うぞ・・・。」
「勿体なき幸せにございます。」





「どういう事だ!!」

帰るなり、明珠が趙光に怒鳴りつけた。

「何が?」
「・・・彼女を、救いたいと言った。」
「ああ。おまえへの思いを整理出来なきゃ、あの子幸せになれないだろ?」
「な・・・!」

どうして、何故、一体どこまで、
知るはずのない事を趙光が知っていると思うと何とも不気味だ。

「俺、結構物覚えいいんだよね。」
「?」
「最初にあの子見た時おまえと同じ柵の中にいた子だってすぐ思い出したよ。」
「・・・・・・。」
「で、おまえを見た彼女の目。元々知り合いだって分かってたら簡単に意味が分かる。」
「何故・・・言わなかった。」
「え?」
「その事が、分かっているのにしらばっくれて。」

お陰で自分は趙光が彼女に恋をしたと思いこんで、
いやだからどうという事はないし趙光の勝手なのだけれど、

・・・惚れた弱みって。

叫びながら全力疾走して逃げ出したくなる。
確かに自分達が出会ったのは命運だと言っていたが、一緒に旅をしていても
そんな、惚れたとかどうだとかそんな話は全くしなかったし、そもそも共に過ごす時間が
長い割にほとんどしゃべっていないし。

「だっておまえ、聞かなかったし。」
「じゃあ君は、彼女に全く恋情がなかったと言うのか!」
「そうだな。」
「惚れてもいない女を、どうして救いたいと思うんだ!笑わせたいと思うんだ。」
「おまえの笑顔が見たかったから。」


・・・・・・!?


「おまえ多分、彼女に何か悪いことしたと思ってたんだろ。
 彼女が笑わないのは自分のせいだって。だから、」
「・・・・・・。」

  金貨だとか、母さんと血が繋がっているんじゃないかとか。
  そんなのは本当はどうでもいいんだ。
  ただ・・・、

「彼女に笑って貰うのが、おまえを笑わせる早道かなって。」
「・・・・・・。」
「あれ。」
「・・・何だ。」
「もしかして、長いこと笑ってないのに自分で気付いてなかった?」

笑って・・・なかっただろうか私は。

「つか、俺おまえが笑ってるとこ見たことない。」
「そう、だったか?」
「うん。」

そういえば、そうかも知れない。
彼女より長い間、笑っていないかも知れない・・・。

母が死んで奴隷として売られて笑う気になれなかったし
商人も面白い事を言う人種ではなかったし、趙光はどんな輩か分からなかったし。
この所は・・・やっと趙光が裏表のない人格なのだと分かってきたけれど
その心は、あの少女に向けられていると、もしかして自分を捨てるかもと・・・思っていたし・・・。

「おまえは馬鹿だなぁ・・・。」

趙光が、明珠の髪を撫でる。
普段は馬鹿と言われて黙っている明珠ではなかったが、今回に限っては
本当にそうかも知れないと思った。
大雑把に見える趙光が、こんなに細やかな人だと、気づけずにいた。

「おまえは俺の、運命だよ。離れる事なんて出来る筈がない。」
「そう・・・言ったって、君はいつだって、その根拠を教えてもくれないし、」
「信じてよ・・・。」

鼻の奥が痛くなってきたが、絶対に泣くものかと思った。

「構わないが、彼女を笑わせようが、私は笑えないぞ。」
「どうして。」
「笑い方・・・忘れた・・・。」

本当だった。
趙光に、今こそとっておきの笑みを見せてやりたいとも思うが
全く上手く笑うことが出来なかった。


「おまえは、本っ当に馬鹿だよ・・・。」


弱い力で抱きしめられて、ただ目を閉じた。





「・・・え。いいの?」
「よく考えたら二人寝られるぐらい広いから、分けるだけだ。
 それに床で寝させているなどとまた外で言われたら外聞が悪いからな。」


その晩、いつも通り床で寝ようとした趙光を、明珠は寝台の上に招いた。
広い台の上で寄り添って、お互いの温もりに二人とも久しぶりに熟睡する。
まだ旅の途中なのに、長い旅路から解放されたような気がした。







−了−








※23万打踏んで下さいましたtenさんに捧げます。
 リクエスト内容は、 


 『敦煌』の続きをお願いします!

 明珠が趙光のことを、
 見直すような、
 惚れてしまうような瞬間が是非見たいです。
 北斗杯編のヒカ碁みたいに。
 で、趙光が明珠さんに、
 やさしく、
 「お前は馬鹿だなぁ…」
 って、
 抱きしめてあげるような
 または、やんわり笑いかけるようなシーンがあると嬉しいなぁ、
 と。
 (好きなシチュエーションなんです)
 (直情アキラさんを、仕方なく受け止めるヒカル)

 アキヒカ希望ですが、
 あんまり拘らずです。
 少年らしさが二人ともでていれば嬉しいです。


 ピカが「お前は馬鹿だなぁ…」で優しく抱きしめてアキヒカ・・・(笑)
 せめてニュートラルに取れるように頑張ったつもりですが、ヒカアキ風かも。
 今ひとつこなせてなくてすみません。

 今回はaki さんにリクエスト頂きました「敦煌」の続きという事で(aki さんに今一度感謝!)
 前回消化出来なかった部分も入れさせて頂いてしまいました。
 (明珠の過去や奴隷商人が明珠をあっさり手放した理由)
 あー、すっきりした。

 今回は原作「敦煌」が手元にない状態で書いたのでやっぱかけ離れました。
 パロはそんなもの・・・と許して下さい。
 女嫌いなアキラさんとか、妙に賢そうなヒカとか、だんだん濃くなってきて
 書いていても楽しかったです。
 リクエスト頂かなかったらこんな風にキャラを膨らませる事は出来なかったと思われます。

 tenちゃん、キリ御申告&ナイスリクありがとうございました!







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