ストロベリィ・ジェネレーション ボクの初恋の人は、緒方さんだった。 碁の強さもクールな所も好きで好きで堪らなかった。 緒方さんもそれなりに可愛がってくれたと思う。 それが恋愛感情を含まないものだとしても。 緒方さんと打ちたいが為に、緒方さんに認められたいが為に、ボクは精進を重ねた。 自分でも緒方さんが好きなのか碁が好きなのか分からなくなる程だった。 それが一気に醒めたのは幾つの時だったか。 自宅でないマンションから出てくる緒方さんに偶然出会ったのだ。 話しかけると、少し驚いていたが悪びれる風でもなかった。 だが側に寄ると甘い匂いがした。 女物の香水だと分かった。 酷く、不潔だと思った。 二度目に好きになったのは芦原さん。 好きだと自覚した時、我ながら身近で済ませているような気がした。 それと、碁打ちでないと愛せないのは異常なのではないかと少し不安にもなった。 でも好きになってしまったものは仕方がない。 ボクよりかなり強いという訳ではなかったが、打って貰うのが嬉しくて仕方がなかった。 何より、彼は清潔な香りがした。 女性の気配がしなかった。 それにボクを大切にしてくれたし、客観的に見てもボク達はとても仲が良かったと思う。 手に触れたり、ふざけて軽く抱きついても嫌がらなかったし・・・ 後から考えても芦原さんはボクの気持ちに気付いていて、 それでも許してくれていたのではなかっただろうか。 一方的かも知れない。 それでもボクは内心恋人気取りでもあったのだ。 料理上手な彼女を紹介されるまでは。 つまり、はっきり言ってボクはゲイだ。 一時は性同一障害とやらなのかも知れないとも考えたが、自分の性別に違和感を覚える という程ではないのだから違うのだろう。 ただ、男しか愛せない、それだけだ。 いや、もっと言えば男というか、碁打ち・・・しかもプロ棋士限定、なのだがまあ 他人と性愛の対象がずれているという点で大差はない。 ともかくそうなんだから仕方がない。 そういう訳で、我ながら色恋の方面では恵まれない人生なのだろうな、と早々から諦めていた。 なのに・・・ 「塔矢!今日おまえんち行っていい?」 屈託ない笑顔でリュックを振り回すツートン頭。 進藤を好きになってしまったのは何故なのか自分でもよく分からないのだが プロになっての初対局で確かな手応えを感じた時から気にはなっていた。 そして、何かの拍子にお互いの誕生日が分かって、「オレの方が三ヶ月もニーチャンじゃん。」と 言われた時に、妙にどきどきして、ボクは自分が進藤に恋してしまった事を 絶望的に自覚した。 「来たかったら来てもいい。」 「うわー、可愛げねぇ!来て欲しかったらそう言えよ!」 「何言ってるんだ、そちらが先に来たいと言ったんだろう?」 ・・・しかし、そう、あれは偶に碁会所でも打つようになって、友だち付き合いと 言えるような関係になったかならないかの頃だったか。 エレベーターの中で、ボクともあろう者がつい我を忘れてしまったのだ。 だって。 「あっち〜なぁ!」などと言いながら、扇子を取り出して ぱたぱたと仰ぎだした指が骨張っていたんだ。 仰向いてごくりと動いた喉仏の辺りに、うっすらと汗をかいていたんだ。 好きな男の、そんな姿を見せられて理性を失わない男がどこにいると言うんだ!? 進藤は息を呑んで手で口を押さえ、真っ赤になってずるずると座り込んだ・・・・・・。 「んな事言って、ヤリたいくせに。」 「ヤ・・・って!」 「気取るなよ。」 ふざけてボクの尻を撫でる。 あの時あんなにウブだった進藤が、今ではこのザマだ。 確かに・・・やりたいのはやりたい。 んだけど・・・。 ・・・そのエレベーター事件以来口をきいてくれなくなった進藤に 謝り続けた回数は何百回ほどだろうか。 その上もう破れかぶれで、好きなんだと昼夜なく言い続けた。 手紙も書いたし、何度受信拒否されても電話番号を変えてかけ続けた。 「オレにはそういう趣味はない」「気持ちが悪い」と拒み続けていた進藤も その内とうとう態度を軟化させ・・・。 こういう関係に持ち込めたのは、我ながら大したものだ。 今までの人生で碁の次ぐらいに頑張った。 偉い。ボク。 ・・・だけど! 「おっじゃまっしま〜す!」 勝手知ったる他人の家といった様子でボクより先に上がって、碁盤が置いてある部屋に向かう。 勿論ボク達は若くて性に目覚め始めたばかりで、したくて仕方はないのだが その前に必ず一局打つのは、自然と自分たちに科した課題だ。 碁より、セックスの方が楽しくなったらお終いだと思う。 って、まあ比較対象にもならないのだが。 一局打った後、納得行くまで検討をして・・・碁石を片付けた途端に進藤がまた挑む目をした。 何も言わず真っ直ぐにボクの目を見つめながら、ゆっくりとTシャツの裾を持ち上げていく。 ボクも負けじと見つめ返したまま、自分のシャツのボタンを外す。 ボク達のセックスは、いつもそんな風に始まった。 最初は二人とも必死だったな・・・とボクはいつも、思い出してほろ苦くなる。 ・・・・・・・・・ 無視されつづけて何ヶ月目かのあの日は、進藤が棋院から帰る所を待ち伏せたのだったか。 逃げる手首を掴んで引き留めると・・・耳が真っ赤になっていた。 もうそろそろ脈が出てきたか、と自分でも思っていた頃だったので、 とうとう決心してくれたのだと知れた。 「進藤・・・今日もボクの家は、両親共いないんだ。」 怖がらせないように、そろりと囁いて。 そうしながら、黙ったままの進藤を半ば引きずるようにタクシーに乗せ、自宅に連れ帰った。 本気で嫌ならそれまでのように死に物狂いで抵抗しただろうから、あれはあれで悪くなかった筈だ。 夢にまで見た、進藤の腕。 遂に抱かれる日が来たのだと思うと、恐ろしいような気恥ずかしいような。 ベビーローションはあったよな。 そういえば仕方は知っているのだろうか? まあ最初はそこまで行かなくても・・・。 などと実務的な心配事から 進藤はあの時、どんな感じなんだろう。 結構本能に素直な所があるからケダモノみたいに襲いかかってきたりして。 痛くされても我慢しよう、それはそれで嬉しいし・・・。 あらぬ妄想まで、頭の中はそれ一色で、家の玄関を開けたときにはかなりズボンも苦しかったものだ。 それを見て、進藤が少し怯えたような顔をした時に気付くべきだったか? そうすれば、事態は何か変わっていたか? 「風呂・・・借りるぜ。」 恥ずかしさを隠すようにぶっきらぼうに言って浴室に向かった進藤と入れ替わりに風呂に入り 部屋に戻ったら既に素っ裸でシーツにくるまっていて・・・。 そんな進藤に鼻血を出しそうになってしまったボクが悪かったのか? 背中側にぺたりと座って見つめると、物凄く呼吸が早かった。 過呼吸症候群かと思うほどだった。 そっと腕を撫でて、顔を近づけて「大丈夫だよ」と何回も言って。 顔に当たる生ぬるい風のテンポが緩くなって来るのを十分に待って、そして 唇を重ねた。 お互いに初めてであっただろうキスは、上手く行ったと思う。 おずおずと唇を開いて、差し入れた舌を受け容れてくれて、進藤も舌を絡めて来た。 でも唇を離した瞬間。 「痛くしたら・・・帰るからな。」 |
|
リク主のユキさんから頂戴しました!
まさに!ユキさんのヒカアキのイメージで書かせていただいたのでこのまんまです! そうそう、こんなに可愛いピカを目の前にして何故自分が受けだと思いこんでおられるのか、というアキラさんが書きたかったんですよ。 大変光栄ですvありがとうございました!
|
・・・全く顔が見えない程俯いて、金色の髪の間から覗いた耳は赤かった。 ボクはと言えば、頭が真っ白になってしまって取り敢えず何も言えなかったが 表情には出さなかった。 ポーカーフェイスには慣れている。 え・・・と・・・。 進藤は、自分が入れられる方だと思っている・・・? これは青天の霹靂というか、抱かれることしか全く考えていなかったボクには 衝撃だった。 何故だ何故だ、と思いながらも言葉が出ない。 だが、進藤が今この場にこうしているのは、奇跡のようなギリギリのバランスの上に 立っての事なのだとは分かっていた。 今、逃がす訳には行かない。 微かな、微かな衝撃を与えただけで彼は野生の小鳥のように飛び去ってしまうであろう。 ボクは考えた。 考えに考えながら、出来るだけ進藤の予想外の事はしないように気を付けた。 驚かせてはいけない。 そうっと、そうっと・・・。 ・・・つまり。 ボクはその日、そのまま進藤を抱いてしまったのだ。 酸っぱい。酸っぱい初体験だったよ、進藤・・・。 勿論それはそれなりに気持ちが良くて、愛する人と一つになれる喜びにボクの腰は打ち震えたわけだが 後になってからやはり、あれは違う。と思った。 確かにキミの中は気持ちよかったけれど。 つい我を忘れて、突きまくってしまったけど。 進藤は、相当痛かっただろうに拒みもせず恨み言も言わず それからもボクが求めれば足を開いた。(変な所で男らしいのだ彼は。) 違う。 そうじゃないんだ。 ボクが抱きたいんじゃなくて、キミに抱かれたいんだ・・・! 何度喉元まで出かかっただろう。 しかしせっかく上手く行き始めた関係を壊したくなくて、ボクは進藤を抱き続けた。 進藤も幸か不幸か肌を合わせる毎に確かなペースで狎れ、受け身でも快感を得るようになって来た。 もう、このままでいい。 形はどうあれ、こんな趣味をしていて好きな人と出来るなんて、この上ない幸せじゃないか。 大体ボクが抱かれる方だなんて、誰が決めたんだ。 偶々好きになった人が年上の緒方さんや芦原さんだったから自然とそのように思っていただけで 別に進藤相手だったらどちらでもいいじゃないか。 と、思いこもうとした時期もあった。 だが、どうしても・・・どうしても、満足しきれないのだ。 自分が抱き、動くことに違和感を覚えてしまう。 動かないで快感だけ得たいというのも都合がいい話かも知れないが、 ボクは、奪われたいのだ。 圧倒的な力で抱きしめられ、入れられたい。 ・・・・・・・・・ 「・・・塔矢?」 既に全裸で仰向けになって足を開いた進藤が、ボクを見て手招きをする。 「どうした?来いよ。」 「うん・・・。」 こういった関係になってから数カ月が経った。 体の距離は元々だが、ボク達の心の距離もぐっと近づいたと思う。 お互いの尻の穴まで知り尽くし、何でもかんでもポンポンと言えそうな、 愛情はあるがある意味倦怠期に近いというか、友人のような関係にもなっている。 今なら、もう言ってもいいかも知れない。 さすがに進藤も怯えはしないだろう。 だが、自分が抱く方なのか、と知った時の自分の心中を思うと容易くは言えないような気もする。 進藤からすれば、痛みに耐え乗り越え、せっかく気持ちよくなってきたのだ。 セックスになればされる方だと、何の疑問も持たずに思いこんでいる。 そんな男が、今更抱いてくれと言われて「はいそうですか」と河岸替え出来るものだろうか? いや元々進藤はストレートのはずだから、本来は抱く方がいいのかも知れないじゃないか。 いや・・・。 「進藤・・・。」 「ん?」 「いきなりだが・・・、ボクのこの髪型についてどう思う。」 ボクは止まって、進藤の目を覗き込みながら尋ねた。 かなり遠回しだが、今日こそこれで何とか気付いては貰えまいか。 「どうって・・・。」 困ったように微笑みながら小首を傾げる。 「正直に思ったように言っていいの?」 「ああ。」 「おかしい。」 「・・・・・・。」 ・・・ああ、そうだろうね。 自分でも薄々気付いてはいたよ。 もうそろそろオカッパはないんじゃないか、とね。 「昔っから見慣れてるからあんま意識しないけど、初めて見た人とかビビるだろうな。」 「そう・・・。」 「ガキん時はそりゃあ、女の子みたいで可愛かったけど。」 「・・・・・・。」 そこっ! まさにそこだ、ボクが言いたかったのは。 幼い頃、緒方さんにオカッパが女の子みたいで可愛い、と言われて以来、ボクは頑固に その髪型を守り続けた。 もう緒方さんに未練もないし、先方も忘れているだろうが、女の子みたいでと 言われたその言葉が、余程嬉しかったと見える。 ボクは、普段は男に生まれて良かったと思うし、特に不自由も感じない訳だが キミといる時は、可愛い女の子のようでありたいんだよ。 今でもこの髪型をやめないのは、きっとそのせいだ。 キミは、それに気付いてくれないのだろうか・・・? 「切ったら?」 「え・・・。」 「ほら、おまえマユゲもかっこいいし目も鋭いからさ、短くしたらかなり男前になるんじゃね?」 「う・・・ん・・・、その方がいい?」 「そりゃあ・・・自分の、そのカレシっての?そういうのが格好良かったら、そりゃ嬉しいよな。」 進藤は横たわったまま向こうを見ながら、照れたように頬を赤くしながら 随分と酷なことを言った。 随分と・・・。 だが! それにショックがっているボクではない。 ここまで来たら、今日はどうしても気付いて貰うぞ。 「ボクだって、キミが格好良かったら嬉しいよ。」 「え・・・あ?うん、サンキュ・・・か?」 単に対抗したつもりだが、また変な照れ方をしている・・・。 「てゆうかさ、別に今しゃべる話題じゃねえよな?」 「・・・・・・。」 確かにボクは裸で足を開いた進藤にほぼのし掛かっていて、まさに寸前、という感じだ。 普段なら寸暇を惜しんで距離を詰め、お互いの肌を貪り合っている頃合いの筈。 「ゴメン・・・。でも、あと一つだけどうしても聞いて欲しい。」 「うん?何?」 ボクは一か八かの賭に出る事にした。 ショック療法かも知れない。(え?治療なのか?) でも。 「ボクの初恋の人は・・・緒方さん、なんだ。」 「!!!」 つまり、元々ボクは受け身な人間なんだよ、と言いたかっただけなのだが 進藤は少し予想外の動きをした。 意外そうな顔くらいはするかと思っていたが、それ以上にこちらの方が驚くほどの勢いで ガバッと起き上がったのだ。 そして、何とも言えない表情で無言でボクを見つめる。 「ああ、いや、勿論昔の話で、今は全然好きでも何でもないんだよ?」 「・・・ふ・・・〜ん。」 よく分からないままに急速に緊張感の高まった空気。 進藤は座ったまま、顔を下げる。 少し覗き込もうとしたら、ぱっと逸らした。 拗ねた顔をしているのかも知れない。 ボクはぴくりとも動けなかった。 自分の中ではとっくに終わった事だから軽く言ってみたが、 進藤からすればそれは随分ショックだったのかも知れない。 そんなこと、気にもしないと思っていたけれど。 思っていたよりもデリケートだったのかも知れない。 と今更ながらに気付いてしまったのだ。 少し、震えているようにも見える。 今進藤の中にある感情は、怒りなのか悲しみなのか。 どうしよう・・・。 凍り付く体。 凍り付く、心。 「・・・んで。」 「・・・え?」 「なんで、今んな事言うんだよ。」 「いや・・・あの・・・。」 「アイツとも、こういう事してた訳?」 「あいつって・・・。」 「おまえがアイツ抱いてた訳じゃねえよな?アイツに抱かれてた?こんな風に?」 進藤が、こわい眼をして突然ボクを押し倒した。 今までには絶対なかった事だ。 いつもへらへらしてるけど、彼も嫉妬するんだな、と変な所で感心したり、 それでも、怒ってる、どうしようどうしよう、と頭の中でだけ焦ってたり。 けれど。 豹変した進藤が、荒々しくボクの唇を奪う。 舌を入れ、容赦なく掻き乱す。 足の間に腰を入れ、ぐい、と押しつけてくる。 ・・・これって、滅茶苦茶ボクが望んでいた展開だよな? 進藤には申し訳ないと思う。 でも、ボクは堪らなく嬉しかった。 進藤がここまで妬いて、怒ってくれた事が。 そして、生まれて初めて「自分的に」ではあるがマトモなセックスが出来る事が。 「あッ・・・つ、」 身じろぎしようとしても、進藤が強い力で押さえつける。 少し痛い。 このまま、ボクを犯すつもりなんだろうな。 取り敢えず念願成就。 ・・・でも初めてだし。 進藤が怒っていなければ、もっといいんだけど・・・。 「・・・し、進藤・・・、」 「・・・・・・。」 「ボクが、ボクが緒方さんを好きだったのは、キミに出会う前までだよ・・・。」 「・・・え?」 この勢いからして、簡単に信じて貰えるとは思わなかったのだが。 動きが止まり、息を吸う気配がする。 「子どもの淡い恋心っていうか、全然性的なものじゃなくて、 緒方さんが女性と付き合ってるって知ってからは何だか凄く醒めちゃって・・・。」 「それ・・・ホント?」 顔を上げ。 喧嘩をしている獣のように鼻の頭に皺を寄せて険しい顔をしていた進藤の眉が 一気に開く。 「うん。それとも、ボクがあの人に抱かれていたように見える?」 「・・・見えない。」 進藤は腕の力を抜くと 「ごめんっ!」 ボクの胸に縋り付いて、額を押し当てた。 「ゴメン、オレ、勝手に誤解して・・・おまえに酷い事するトコだった・・・。」 「え?いや、」 それは別に、続けてくれて良いんだけど、というか、続けて欲しいんだけど。 酷い事って、それいつもボクがキミにしてる事だし。 いや、あの、謝らなくていいし止めなくていいし、テンション下げなくてもいい・・・ 「ごめん、な・・・。」 「いや、そんな、」 「疑ってごめん。もうあんな変な事しないから!」 「へ?」 変って。いやいいんだよ?全然!ケダモノ万歳! という心の叫びも虚しく、進藤はあっという間に憑き物が落ちたように 完全にいつもの進藤に戻ってしまった。 そして潤んだ丸い目をしてボクにキスしてから首に腕を回して仰向けに引き倒し、 虚を突かれたボクは不覚にもその上に乗らされてしまって。 「お詫びに今日は、好きなだけヤッていいよ・・・。」 ・・・しまった・・・! やられた。 もうちょっとの間誤解させておけば・・・。 それでも。 思いがけず甘ぁい雰囲気になって進藤から激しく求められて、嬉しくないわけがない。 普段態度も凄く受け身だし淡泊だから余計に。(そりゃ別の求められ方だったらもっと嬉しいけれど) そう思うと進藤とのこんな酸っぱい関係も悪くないかな、と思える。 偶にこういう事があると、凄く幸せだからね。 まあ取り敢えず今日の所は、入れる方でいいか。 二度目の恋の話をする時は、芦原さんには悪いが抱かれていたという事にさせて貰おう。 −了− ※17万打踏んで下さいました白瀬ユキさんに捧げます。 お題は 「両思いのアキラとヒカルのふたりともが、「受」志望」という荒業設定です。 100題の「鬼ごっこ」の逆バージョンというか。 でも受のキャラが、そもそも妄想で自然に自分が女役になってたり、 もしくは相手の「男らしさ」にキュンvとなるような 都合のいい(笑)行動を見せる話はよくあるようなので。 両方ともがそんな受妄想をしていたってありじゃないかと…。 それか一歩進んで(?)、 何となく今までアキ×ヒカできたけど、実はアキラは受にまわりたかった、とか ノリでヒカ×アキを続けてきたけれど、本当はヒカルはアキラに攻められたい、とか そういう逆転劇を希望いたします。 あえて考えると、後者はなんとなくありえそうな気がするので… (ヒカルのほうが好奇心が旺盛そうというか…) できたら荒業度の高い前者が一番見てみたいのです! (アキラが望むってかなりマジなのでは…) 珍しくお題に真っ向から取り組んでみました。 楽しいですよね〜v両方とも受け妄想してたって(笑)どうやってこんなの思い付くんだ(笑) 「とりあえず、アキヒカ右翼の立場はおいといて」らしいですが(笑) 今まで色んなヒカアキ&アキヒカを書いてきましたが初めてです。 しかしいざとなると難しかったです。 大体、リクエスト内容を初期設定にするか、オチにするか、という程度はすぐ決まるんですが 今回はそれすらなかなか決まらなくて。 しかしその辺りが決まった後は非常に楽しんで書かせていただきました。 ユキさん、御申告&ナイスリクありがとうございました! 関係ないですが仮タイトルは「酔拳の奥義」でした。何考えてたんだ?私。 追記。文中のピカがTシャツを脱ぐシーン、どんな脱ぎ方かというのが話題になりまして(笑) 可愛い脱ぎ方、かっこいい脱ぎ方を説明していただいたのですが分からないと失礼な事を言ったら わざわざ描いて下さいました! ええ、このピカは「可愛いめくり方」でめくっておりますとも! ユキさん重ね重ねありがとうございました!
| |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||