言い訳。あとがき。 横文字シリーズをお読みいただいた皆さん、ありがとうございました。 更新の度にお付き合い下さった方々もみえるようで、本当に嬉しく ありがたく思っております。 思いつくままに書き散らした駄文、本来はあとがきとかおこがましいのですが 力不足ゆえに本文で表現出来なかった事がたくさんあり、 このようなページを設けさせて頂きました。 本文の中に「なんでこうなる?」「意味がわからん」という部分のあった方、 その内の何割かがここで解決出来れば良いと思います。 が。だらだら長いです。 また、シリアスな雰囲気は壊しまくっております。 どうでも良いという方は元より、未読の方もどうぞブラウザのバックで お戻り下さい。 「Salvage」 まず、月の扱いが酷くてすみません。 月ラバーな方々には本当に申し訳ないのですが せめてこれくらいの懲罰がなければLは月を助けないかと思いました。 あと、月のお美形さを強調するためもあって前半は思い切った汚なさに。 最初はこのエピソードだけのつもりだったので、ラストのまとめっぷりったら ないですね。 てか、実は最初はカタカナシリーズの後日談みたいなつもりでした。 本文のタイトルが長い間カタカナ「サルベージ」だった事にお気づきの方、 実はそういう訳でした。 「L」一文字が本名だったというのはとても格好いいと思うのですが 現実にはこの名前はないわぁ、と思ってこういう助け方にしました。 会話形式なのでややこしい感じになってしますが、要するに ・Lが死ななかったのは、「L.Lawliet」が死神界への登録間違いだったから。 ・Lを殺せなかったのにレムが死んだのは、ミサを助ける為にワタリを殺したせい。 ・月が死ななかったのは、リュークの字が汚くて正確じゃなかったから。 こうして箇条書きにしてみると酷いですね。 「The last question」 多分、Salvageの時に考えたけど書ききれなかったマイ設定を ねちねちと書きたくなって書いたものです。 何とかやおいっぽく持っていこうと試行錯誤しています。 でも同時に、Lはワタリやメロを殺した月を許しはしないだろうとも思っています。 月は月で、後ろめたさもあるし、簡単に切り捨てられるだろうというのも 察しているしで複雑ですが、Lと一緒にいたい気持ちはあります。 でも、それはLの方から言ってくれなきゃ嫌なんです。乙女心……か? 「Better half」 ニアを書くことになるとは思ってもいませんでしたが、成り行きで。 Lがニアに対してタメ口なのは、相当悩んだ末こうしたのですが今思うと 判断ミスだった気がします。 ホモでも何でもない男二人が、結婚の約束をしたり エンゲージリングをねだったり、という場面が書きたかったのでした。 気持ちがないのに外から見るとラブラブ、みたいなのって萌えませんか? 「Near」 ニアから見て「近い近い近いって!」という夜神月。 原作からするとなかなか難しいと思いますが、月にべたべたされて 毛を逆立てている猫みたいなニア、みたいなのが好きです。 月は、Lの弱みを握る……というか簡単に捨てられないように心に入り込む為 色々Lの事を探っています。 で、ワイミーが、L達を実験動物的に育てたのではないかと仮定して、 その辺からワイミーからLの心を引き剥がせないか?と画策しはじめています。 「King and Queen」 設定段階が終わってストーリー段階に入りました。 話を進めるにはオリジナルな敵キャラを出さないと難しいという結論に。 事件部分は、メガネスーツ+口悪のLを幻視して下さい。 701と間違えた、という設定なので701、701言っていますが、 この現場は「801」です。 初めてL月らしい事をしました。 お互い、自分はゲイではないと思っていますが、相手が誘ってくるなら やぶさかではない、と考えています。 月は、Lに人肌を教えて自分に依存させたいと思っているし、 Lは月の忠誠心というか、信用度を試したいと思っている、というテイです。 「W or L」 教授の設定が決まらないままに見切り発車。 Lは、教授と時間を過ごしてそれなりに信用した事と、自分のせいで 癌が進行したのではないかいう後ろめたさから、教授に対して甘くなってたのかと、 やや自信喪失するという感じです。 実際は、Lの勘は当たっていて、金髪と手を組んでいなければ 教授はそんなに悪い人ではない、という、本当に書ききれなかったマイ設定。 月は金髪込みの教授の動きで推理していますので、月の推理も当たっています。 L月に関しては唐突です。 月がLと肉体関係を持とうとしていた理由をあっさりゲロりますが、 それはやはりLから離れたくないからですね。 Lを支配する事を諦めた訳ではありませんが、固執せず方針を変えるみたいです。 Lはあまり感情的にはならないと思いますが、ワイミーに関しては ちょっとキレちゃいます。 「Strong smile」 悪ノリしました。私が。なんやその理屈は。 月の目論見では、なかなかそういう機会のないLが手近な自分の体に 夢中なってくれれば、という所でしたが、意外と自分もよくなっちゃって プライドが傷ついています。 「Unchain」 この時点で月の生死も分からない、という事になっているので、 Lが月を解放するという意味のアンチェイン、ではないです。 どちらかというとビスケット・オリバ的な。 Lが手錠で束縛しようとしても、(恐らく)束縛出来なかった月くん、という意味で アンチェイン。 ニアは、Lが月を地下牢から出した事、プロポーズ(笑)した事から それなりに感情があるのかと疑っていますが半々です。 そこに、Lが月をデスノートで殺すと言い出したので、そうでもないか? と思っていたら、手錠型のネックレスをさせたと言うし、その鍵を後生大事に 首から下げてるし、で、「やっとれんわ!」な気持ちになりました。 「Odd one」 LがLらしくなくてすみません。 自分で突入してるし、後半テンパりすぎておバカちゃんになってるし。 「自分が月の死に動揺する事」を恐れる余り、フライングで月の死を認めてしまったL。 終始冷静に対応するつもりが、逆に動揺っぷりを露呈してしまった、という流れです。 一人称ってこういうのの表現が難しいですよねー。 金髪は、無個性にしたくて三人くらい漫画やミステリのキャラを混ぜた感じ。 SMGはサブマシンガンです。 何故月がドヌーブやコイルだと思われなかったのか、私にも分かりません。 「The keyhole」 Lと月が離れる訳には行かなくなった、という理由を作りました。 月の動画を回収するという共通の目的のために共闘します。 Lが今回挑んだ理由は、月が男慣れしてたら、今後「信頼関係」の 形を作るのに肉体関係が使えないから面倒だなぁ、という事です。 が、勿論本当は独占欲丸出しの嫉妬です。本人気付いてないですけど。 一人称ってこういうのの表現が(ry Lが他の人との肉体関係を臭わせる独白をしていますが L童貞派の方は「(自慰の)最中に意識が飛んだ事など」でお願いします。 keyholeがassholeというお下品オチ。 原作の手錠もそうですが、月が錠をつけられ、Lがその鍵を持つというのは Lの変態っぽさというか束縛の激しさが際だつので個人的には萌えます。 「Melanchoria」 ちょっとメロ話。Nearとの対比にするため、「Mellow」にしようかと思ったのですが 調べてみたら意味があまりにもメロとも内容とも合わなかったので、Melanchoriaに。 月が、デスノートで殺した人の名前を忘れることが出来ないというのが本当なら 常人なら正気でいられないと思います。 月の精神は神の域に達しているので(だって原作でLがゆってた)何とかなります。 本編最終話のニアが囓っているチョコを、月が上げたもの、という事に したかったので購入シーンを書きました。 「Born free」 やっと、本編最終話に繋がります。 Quiero estar contigo=I want to be with you 淡々としていてその実、I love you に勝とも劣らない熱烈さだと思います。 月の場合は冗談らしいですが。 Lがニアのホモでしょ?発言に対して、「酷い誤解だ」とか思ってるシーンがありますが とぼけている訳ではなくて本気です。 ニアは取り敢えず、夜神救出が正しい判断だった事を Lに認めさせただけで満足です。 「エラリークイーンの冒険」(でしたっけ?)の再放送で、クイーン警視が エラリーの事を「エル」と呼ぶ度に悶えていました。 が、どっちかって言うと月っぽいよね、と思っていました。 本名ネタはそれを使いたかっただけです。 本編最後、「L」の字が出たモニタの向こうでしゃべっているのが、 実は本当にLだったら……ステキやん? 最後、爆弾発言はLの十八番という事で。 「以前お渡しした……」と、自分があのLである事を仄めかすような事は言っていますが きっと捜査本部の人は誰も気が付かないですね。 こんな感じです。 お気づきの疑問点、矛盾点、誤字脱字、ツッコミなどがありましたら お知らせ頂けるとありがたいです。 一人でこんなに長い話を書いたのは初めてで、筋がごちゃごちゃして 自分でも訳が分からなくなりましたが、何とか終われました。 お読みいただいた皆さん、コメントを下さった方々のお陰と思っております。 本当にありがとうございました! ※追記。ご質問頂きました、「何故月はHの時だけ竜崎と呼ぶのか?」ですが Lが考える通り、昼間のLと分けて考えたい、別人モードでお願いしたい、 という気持ちの現れじゃないですかね。 あまり考えず、その方が萌えるじゃん?というノリでそうしてしまいました。
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